宗像を後に大宰府に向かう

🔷太宰府天満宮


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西鉄大宰府駅から参道に入るとすぐに目につく建物は喫茶「風見鶏」

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大宰府の門前町を歩く 

▼大宰府門前町マップ


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上の境内案内板の現在位置表示の場所から前を見ると、鳥居越しにその先が延寿王院山門。

天満宮参道はここで90度左に折れる。また、案内所もこの写真を撮ったカメラの位置にある。



江戸時代末期まで太宰府天満宮は安楽寺天満宮というお寺だった。延寿王院という名は1754年/宝暦4年桃園天皇から賜り、山門は1934年/天保5年上棟。



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参道が左に曲がるあたりにある句碑


東風吹かば
にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春を忘るな   
        
         菅原道真
  
             

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石鳥居 

九州最古、南北朝時代のもの

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宗像大社についでここにも心字池

池に心をみるのだろうか、はたまた心を写す鏡なのか。三つの橋が過去、現在、未来を表す。参拝までの禊の行程だ。

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今王社

昔は参道の中程にあって、大宰府の長官や藩主の代参者が、参詣の途中で穢れ/けがれに会うと、境内まで参入せず、この今王社に幣帛/へいはくを納めたもので、日勅の宮とも云った。祓いの宮と言える。



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志賀社 

祭神
綿津見三柱神

太鼓橋の途中にある二社のもう一つ。美しいたたずまい。



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進行方向左手に立派な絵馬堂

神社に掲げられている絵はその神社を物語ることから必ずじっくり見ておくことにしている。大きなヒントすら得ることができるから頭を働かせるのだ 

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絵馬堂の対角にある麒麟像と鷽像/右柱上。 

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🔹鷽替え神事、鬼すべ神事







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手水舎の近くに水神社

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大正3年/1914年 再建の櫻門

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桃色のおみくじが結ばれた場所はあざやか。後で知ったのだが左側に僅かに見える石灯篭が、筑前初代藩主黒田長政公が奉納したものという。

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境内に入り左手の一角の絵

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これは左側の販売所。向井側の同じ場所にも同様に販売所がある。

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これが大楠。樹齢1500年ともいわれいている天然記念物。どっしりとした安定感が印象的だった。

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ひろはちしゃの木

大楠の北側、休憩所前のこちらも天然記念物「ひろはちしゃの木」大正3年/1911年の落雷のため、幹の上部は折傷し、高さ約10m位までは幹は中空。

木肌や葉が柿に似ていることから「柿の木だまし」の名を持つ。樹齢700年天然記念物


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本殿 

延喜3年/903年、59年の生涯を閉じた菅原道真を葬り、その上に祀廟 ( し​びょう )を建て霊を祀ったのが最初。

それらは菅原道真の配流に従い、最期を看取った門弟味酒安行の最後の奉公。のち延喜19年919年に醍醐天皇の勅令を受け社殿が出来上がった。

天正6年/1578年 秋月の兵によって焼かれたが、今の本殿は天正19年/1591年、小早川隆景が再建寄進した建物。

風格のある流破風造りで、金や朱を用いた桃山時代の豪華絢爛な建築様式の特徴がよく出ており、国の重要文化財に指定されている。

屋根はヒノキの皮と竹釘で葺いた日本独特の桧皮葺/ひわだぶき

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豪華絢爛な本殿に雨とはいえたくさんの参拝者がひっきりなしにやってくる。写真右側にあるのが「飛梅」

▼飛梅伝説について↓


しばし雨宿りをしてこのあと境内にある末社たちと、今回のもう一つの楽しみ、門弟味酒安行を祀る安行社、そして延寿王院へと。

  2014年1月28日 小雨


宗像~大宰府~博多 2014.01.28行程MAP



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