ここ笠置寺では修行体験が行われている。かつて、奈良時代に東大寺や興福寺のお坊さん達が、修行された所と同じ場所で修行の体験をすることができるようだ。その修行の場を歩いてみた 


⊳京都 笠置  自分探しの修行体験
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正月堂のすぐ脇から修行道に入る、この石組みは正月堂のもの。

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歩き出してすぐ、大きな岩が二つ、その間に何かが見える。

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小さな祠だ、これが「千手窟」

千手窟(せんじゅくつ)は金剛界石(こんごうかいせき)と胎蔵界石(たいぞうかいせき)の2つの岩の間にある。

ここはその昔、奈良東大寺の実忠和尚が、仏の世界に入った入口で、奧へ1里ばかり行くと、光輝く49院の兜率天(とそつてん)の世界が在ったと云われている。今は土砂のようなものでふさがっている。

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千手窟の祠に打ち付けてあった木の札には、修験道の聖地と言われる犬鳴山と文字がある。ここはあえて手を触れず今回はそっとしておく。

⊳犬鳴山
 


7~8世紀に実在した修験道の開祖「役行者(えんのぎょうじゃ)」別名「役小角(えんのおづの)」「役優婆塞(えんのうばそく)」「神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)」「山上様(さんじょうさま)」も、ここで修行されていた。

⊳役行者と千手観音伝説
 
⊳役行者のこと

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千手窟の真上

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千手窟をあとに先へ、興奮が治まる暇も無く「虚空蔵石」が現れる

虚空蔵石線刻磨崖仏(史跡、平安時代後期、花崗岩、高さ12m、幅7m)

弘仁年間/810年代、弘法大師が一夜で彫られたという。もう圧倒されてしまって、ずっと上を向いていたらタイムスリップしそうだった。というかめまいがした(笑) 

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虚空蔵石の前から、千手窟を振り返る。真正面は「金剛界石」

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胎内くぐりの出口から見たところ、天井岩がよくわかる

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岩の窪みを叩くと不思議な音がするというが、どこだろう窪みって。左手には石くみ跡が見うけられる。

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太鼓石を過ぎて、北東の視界が開く。木津川と山々が美しい。

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ゆるぎ石、動かなかったけどなぁ 

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平等石

「ゆるぎ石」の所で左へ曲がると「平等石」がある。

行者が「平等石」の周囲を廻って行をしたと云われ、ちょっと足元が危ないが、上へ登ると絶景。江戸時代には、月見の場所でもあったと云うのも納得だ。でもたくさんは上がれない。

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蟻のとわたり 

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⊳もみじ公園の紅葉の様子、笠置もみじまつりのことなど


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門に向かって右方向にあった岩にはめられていた句碑

うかりける 身を秋風に さそわれて 思わぬ山の もみじをぞ見る


とある。 後醍醐天皇の詠まれた歌だ。

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在所に入れたので少し歩いてみた、左右の奥二箇所にこんなものがあった。なんだろう?鳥の餌?

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門に向かって右側に石段があった。三角形の珍しい石畳。

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石段を下るとその先は立ち入り禁止。そうこの位置は本尊の「弥勒大磨崖仏」の真上に当たる。

ということは正月堂から本尊を拝めば、同時に後醍醐天皇にも手を合わすことになっているのだ。

修行体験ではこの崖から下を覗くことができるみたいだ。 怖いな

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太師堂が修行道の終点で、ここまで約40分の行程となる。

まだ先があるんだけど_

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ここで楠公さまが登場なさる 

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毘沙門天の前にある小さな謎の祠

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この中の方はなんともやさしい顔をしておられたのが印象的だった。どちら様でしょう?今の段階ではまだ調べがつかずの状態です。

  2011年3月8日 参拝


奈良と京都 県境のパワースポット 2011.3.8の行程MAP


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