御所市で日の出を見たい

葛城山への登山口、ロープウェイの乗り場付近に、見晴らしの良い空き地を発見

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街の灯りがまだわかるくらいの時間、やはり今朝も雲が多い。

ちょうどこのあたりの真東は飛鳥、そしてあの石舞台古墳あたりに繋がっている。

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オレンジの光が広がりだす。

石舞台からさらに東に行くと紅葉で有名な『談山神社』藤原氏のお膝元。この瞬間そんなことを考えてた

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街の灯りが消え、オレンジもさらに広がりをみせる。

談山神社をさらに東へ東へ行けば、そう伊勢にたどり着く。太陽を追いかけて伊勢にたどり着くのだ。

太陽が昇ってくる最果てにある伊勢が選ばれたというのはそういうことなのか? 太陽を見て手を合わせることは伊勢に手を合わせることに。


この場所⊳石舞台古墳⊳談山神社⊳伊勢神宮

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日の昇る真上の雲が赤く染まりだし、山ぎわは白く輝き始める。 

ところで、この場所から西はどうなのかと調べると、なんと国生み伝説で最初に出来た場所「淡路島」にたどりつく。

そしてそのライン上には「伊弉諾神宮/いざなぎじんぐうがある。よく出来すぎの話だが偶然とは思えない。



昇りくる太陽の場所を追い求めて昔の人たちは、葛城山を越え、飛鳥を超え伊勢にたどり着く..。 

日の出を眺めながら想像してみた。

朝の空想の時間が終り、登ってきた道よりも少し西側の道を下ることにした。

するとそこに小さく「笛吹神社こちら」との立て札が、これもご縁と予定外だが行ってみることにした。


🔷笛吹神社

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厳密に言えば葛城市だが、住所が凄い!「葛城市笛吹字神山鎮座」字神山鎮座っ!

写真左の石柱に書かれてあるのは、この神社の正式名『葛木坐火雷神社(かつらぎにいますほのいかづちじんじゃ)

「葛城にいる火の神様/火雷大神」ということだろう。



そしてもう一柱の祭神が天香山命で、この神社の代々の神主家「笛吹連」の祖先となる。



少し見づらいが、鳥居の左側にある木が神聖なる木「波々迦木 / ははかの木」


🔷波々迦木 / ははかの木 ⊳写真


👉ポイント
天皇が御即位された年の新嘗祭大嘗祭といい、御代一代の大祭祀で盛大に執り行われる。その祭りで御供えする米を作る斎田の土地は、占い(=卜定 / ぼくじょう)で決められる。その卜定には波々迦木が用いられるのだ。

その波々迦木は、上記資料にあるように、当社の神域のものを奉る吉例となっていた。

近年、自然環境の悪化により数が激減していたが、ある会社の協力により増殖に成功し、現在は苗木を育成しているらしい。〈笛吹神社ホームページより〉

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鳥居をくぐり石段を見る。太陽の光が差し込んで、神秘的な色。

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手水舎は岩をくり抜いたタイプ 

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石段を登ると大きな大砲がある。これは日露戦争後明治四十二年六月に政府より奉献されたものとのこと。やはり火の神には大砲か?

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さらに石段を登ると拝殿に

火雷大神が火の神様であることから、火を扱う職業(飲食業、製造業、工場)や消防関係の崇敬を集めているという。

又もう一 柱の祭神、天香山命の御神徳から笛やフルート、尺八など、楽器演奏の上達を願う人々の崇敬が篤く、奉納演奏もされることがあるようだ。

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狛犬は中尾彬タイプ

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首の周りには襟巻きがある

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拝殿の奥の石段から先の、神の領域を見る。

創建は神代とも神武天皇の御代とも伝えられるが詳らかでないと由緒にある。

  2010年11月2日 参拝


奈良11月 神と人の間の葛城11.02の行程


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