葛城にある伝説

むかし、大和に大きな蛇が住み、三輪山を三重にとりまき、その尾は長尾までとどいた。三輪明神(桜井市)が頭で、長尾神社はその尾にあたると言われている。

また、竜が住んでいたともされ、竜王社(大和高田市)は竜の頭であり、長尾神社は竜の尾にあたるともされている。

そしてその地は堺から来る竹内街道の起着点でもある。また同じく堺市から長尾街道という二上山の北麓経由の有名な街道の起着点でもある。ようするに要所だということだ。


🔷長尾神社



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真新しい深紅の鳥居

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鳥居の脇のカエルは「なで蛙」と呼ばれ、その頭をなでると「無事帰る」「若返る」「お金が返る」「安産祈願」など願い事が叶うと言い伝えられている。

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もう一方は背中に子カエルが

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手水舎

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拝殿

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力強い狛犬、足首にアンクレット

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徐福渡来の地として有名な丹後の新井崎神社のものとよく似た灯篭だ

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親子の神の二つの本殿

祭神の、水光姫命(みひかりひめのみこと)は、豊かな吉野川の水を守られる水神であり、井戸の神様でもある。

もう一柱は その父親、白雲別命(しらくもわけのみこと)だ、天より降臨されたとされ、白雲は雨をもたらし、雷にもなるところから、この神は水の根源を現したものとされ、農耕をはじめさまざまな産業を守る神徳を持つという。 

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絵馬殿

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格子戸の隙間から撮影

この記録を書いているときに、まぁいろいろ調べながら作っていくんだが、縦横斜めと、ずばーっと繋がることがよくある。 

それを偶然と呼ぶか、あちこち精力的に動いているから確立も高くなると見るか...は別として、今回もまさにそうだった。 

おどろいたことにこの長尾神社に祀られている水光姫命のご主人は丹後一之宮、元伊勢籠神社の海部氏の先祖だそうだ。どうりで丹後にある灯篭がここにもあるわけだ。

それは籠神社所蔵の国宝『勘注系図』を研究されている方のサイトで知り得たことなんだが。ほんとに驚いた。


興味のある方はリンク先↑を読んでみて。抜け出せなくなっても知らないけれど...海部氏の先祖と水光姫命の結婚のお話はずいぶん下のほうにある。 

  2010年12月7日 参拝


二上山の裏と表 2010.12.07の行程MAP


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