古事記にも日本書紀にも登場しない神「加夜奈留美命」 、そして明日香村史も全く不詳の神社であると記しているというこの神社。 やはり好奇心が沸き起こる。

 

栢森4

栢森(かやのもり) 加夜奈留美命神社 

以前参拝した「飛鳥坐神社」と共に、古代日本の歴史上重要な神社だと言えるだろう。 詳細をいろいろ読んでみると興味が尽きない。 参考記事≫①  ≫②

 

加夜奈留美命神社

 

石段を上がると古いブランコと滑り台がある。 かつては子供たちの遊びの場でもあったんだろうな。

 

加夜奈留美命神社2

 

ブランコの反対側、上がってきた石段の真上にあたる場所に手水舎がある。 

 

加夜奈留美命神社3

 

境内の北側の端にある「明治天皇逢拝所」。 皇室の鎮守としてのことの証だろう。 

 

加夜奈留美命神社4

 

境内の西側を見ると、すぐ隣の龍福寺の屋根に覆いかぶさる青もみじが立派 

 

加夜奈留美命神社5

 

神の領域に向き合う。 拝殿は割拝殿、石段もその幅に合わされていて、バランスがいい 

 

加夜奈留美命神社6

 

拝殿の入り口にある神額と街灯(今ではめずらしい碍子がついている) 

 

加夜奈留美命神社7

 

拝殿内に掲げられていた日章旗、添え書きされているのは「日支事変記念 愛国婦人会 国防婦人会・・・」 愛国婦人会を調べたら、また知らない日本を見た...。 『兵隊さんは命がけ/私たちは襷(たすき)がけ』 是非一読≫愛国婦人会 ≫国防婦人会 

 

加夜奈留美命神社8

 

これまた意味深な一枚の絵、「動物達の集合の絵」。 像、キリン、鹿、らくだ、だちょう?、タヌキor猪、熊、虎、ライオン? あんまりうまくない けど味がある。 額縁のところには「明治丁亥十月中旬 富村尾崎(?)喜代松」とある。 明治丁亥とは明治20年のことだろう。 

 

加夜奈留美命神社9

 

子持ちの吽形・狛犬 

 

加夜奈留美命神社10

 

玉餅の阿形・狛犬 

 

加夜奈留美命神社11

 

加夜奈留美命神社14

 

本殿・御祭神は加夜奈留美命神 

 

加夜奈留美命神社12

 

本殿の周りをを左回りで歩いてみた。 北側の崖際にお稲荷さんが散乱していたので、拾い集めて並べておいた。 ブロック数個の上に簡易的に造られた稲荷神社。 

 

加夜奈留美命神社13

 

本殿左手、北東の角にある摂社。 一般に宇須多岐比賣命神社と言われているが、八幡神社という説もある。

 

加夜奈留美命神社15

 

祠の後にはご覧のように磐座がある。 ひょっとしたら竜神さまかも... 

 

加夜奈留美命神社16

 

本殿の南側、道路側には美しきシーソーと奥に祠がある。 こちらは一般的に九頭神社(葛神社)と言われており、葛神社を式内滝本神社に当てる説もある。 もともとこの加夜奈留美命神社も江戸時代までは葛神社と呼ばれていたことを考えると頭が痛くなる。

九頭神社(葛神社)ということは、高おかみ神、宮津の籠神社や、貴船神社と同様の竜神様か。 

 

加夜奈留美命神社17

 

祠の横に立っていらっしゃるお二方はどなた? 右の方は鯛を持っておられるから「恵比寿様」、左の方は米俵に乗っていらっしゃるから「大黒様」だ わ。 ようするに福の神「大国主命」と託宣の神「事代主神」、ということは加夜奈留美命の父と兄ということだ。 ここを見逃してはだめだな。 

 

加夜奈留美命神社18

 

このシーソーはいつ頃に出来たものなんだろうか? 今度訪れたら、近所の方に聞いてみよう。 まぁ、出会ったらの話だけど... この日もまったく人とは出会わなかったし、見なかった。 一人とて...

さて、第四回の奈良訪問、ならまち>明日香>ならまち>明日香ときて、次回は「なら燈花会~壷阪」次々回は「奈良大文字・東大寺&春日大社万灯~京 都大文字・嵯峨野燈篭流し」と6週連続の奈良の旅となる。 そして台風の中、計画中なのが「明日香~吉野の旅」、このまま一気に熊野まで、日本創造期の足 跡を見ていくのかもしれない。 それは私のエゴのむくままに

          

            平成23年7月26日 栢森(かやのもり)にて

 

 


Comments

    • biodata Anggita sari's comment
    • 2016年05月24日 15:36
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