丹波の紅葉をあとに、再度舞鶴道に入り、綾部で京都縦貫へシフト。 

「京丹波わち」で下車、東へ2㎞


🔷癌封じ 長源寺


🔹裏ワザ!覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り! 
🔹じゃらん⊳料理、温泉、おもてなし…クチコミで選ばれた人気宿ランキング
🔹ネット予約でスーツケースレンタル!自宅に届いてラクラク返却!  


SBCA0054
第55代文徳天皇(850-858)皇子惟喬親王(これたかしんのう)が出家し、諸国行脚のうちに当地に庵を結んで観世音菩薩を祀ったという。

後に当地を去るにあたり、村人へ癌封じの秘法を授けて滋賀県筒井へ去ったと伝えられている。

毎年7月第1日曜日の観音まつりで癌封じの祈とうが行われる。大祭日以外の祈祷は事前連絡とのこと。

SBCA0055

SBCA0056
本堂前の庭園にある石碑

朝源寺は癌封じにおいては全国的に有名な寺だという。

そしてこのすぐ近くに「ぼけ封じ」の寺もあるというので、さっそく行ってみることにした。


🔷ぼけ封じの天足さん 祥雲寺





SBCA0058
祥雲寺は江戸時代の初めごろ、天足禅師によって現在の京丹波町大迫の地で開山された曹洞宗の寺院。

禅師は住民の抱える様々な悩みを聞き、それを癒されました。特に頭の病を霊験あらたかな神通力をもって癒されたという。

SBCA0062
洗心 大きな石臼のような手水舎

SBCA0059
天足堂

ここ天足堂は和知人形浄瑠璃発祥の地として、江戸時代から人形浄瑠璃が行なわれるという。⊳和知人形浄瑠璃の模様


↑和知人形浄瑠璃~地域無形文化遺産 森育ちの文化が待っている~、森の京都公式チャンネルより


そして天足堂の両側には樹齢300年を越す、ヒノキがお堂を守るように聳え立つ。

SBCA0060
安楽の木(左側)

SBCA0061
長寿の木(右側)

この2本のケヤキを見るだけでも訪れる価値はある。お堂を両側から挟むようにそびえる姿は圧巻の力強さを感じた。しっかりとスキンシップをしてパワーをいただこう。

惟喬親王(これたかしんのう)といい、天足禅師といいなぜにこの地に見せられたのだろうか?

よくよく調べてみれば、和知のシンボルとも言える長老ヶ岳(916.9m)は、和知町の北部に位置、飛鳥時代に円能法師が開山したとされ、山岳信仰と仏教が結び付いた修験道の聖地だったのだ。

また、かつては山頂に密教の寺院が100寺ほどあったというから驚きだ。確かに、和知の北部はなかなかの神秘を感じる場所だった。春になれば天気の良い日に長老ヶ岳に登ってみようと思う。



2010年11月23日 癌封じボケ封じ


丹波市と美山の紅葉11.23行程MAP


🔹裏ワザ! 覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り! 
🔹じゃらん⊳料理、温泉、おもてなし…クチコミで選ばれた人気宿ランキング